1962-08-02 第40回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
関係漁民及び各県側から罹災漁民の生活資金の交付、被災漁場の清掃耕転、稚貝の導入まきつけ並びに採苗施設について適切なる措置の実施、魚毒性のない農薬の選定普及等について強い要望があったことを申し添えておきます。 第三は、治水事業の促進であります。
関係漁民及び各県側から罹災漁民の生活資金の交付、被災漁場の清掃耕転、稚貝の導入まきつけ並びに採苗施設について適切なる措置の実施、魚毒性のない農薬の選定普及等について強い要望があったことを申し添えておきます。 第三は、治水事業の促進であります。
特に罹災漁民は、生活の基礎でありまする漁業の生活手段たる漁船、漁具を奪い去られ、昭和二十七年三月に引き続き、八年間に二度の津波に襲われ、前回の災害復旧資金の借入金が、延滞金をも含めて約三千四百万円も未解決でありますところに、さらにまた今回、前回を上回る被害を受け、膨大な資金を必要とするのでありますが、借金をしようにも借金の道もなく、また、借金をしても返済の見込みもないと絶望感に陥っており、まことに同情
この水路を船で渡りますと、下膊部に当たる家の立て込んだ町通りでありますが、自衛隊が七日間、延べ千四百余名が出動整理したあとだということでございましたが、しかし、被害の跡は歴然として、まことに悲惨をきわめたものでありまして、罹災漁民は生活の基礎である漁業の生産手段たる漁船漁具、漁網、綱等を奪い去られ、昭和二十七年三月、十勝沖地震の災害復旧資金借入額の元金残額と、これが延滞利息の合計約三千四百万円が未解決
私どもは、こういう状態になったので、とりあえず緊急どういう措置を講じたらいいかということで協議いたしました結果、年末年始は役所も民間団体も全部休みを返上してもらいまして、四日までかかりまして一応の資料を整えてお願いに出てきたようなわけでありますが、とりあえず岩手県では本日臨時県会が招集されまして、県が罹災漁民に対するとりあえずの食いつなぎの資金を見てやるために、岩手県の信用漁業協同組合連合会に預託金
なお北海道当局及び罹災漁民の切なる要求は、漁船、漁具その他共同利用施設とか養殖施設等の復旧については、一昨年のオホーツク災害における特別立法に準じて、次の内容の要点で特別法の制定を希望しているのであります。
この切実な要求のもとに、さる、とりの年を迎えない前に、昭和三十年までに何とか復旧したいということで、完全敗北の姿にありまする、領土を失つたところのこの罹災農民、罹災漁民の立場に立ちますると、私は一国をあずかる政府としては、少くも災害本部という看板を上げて政府がやつておる措置としては、これはつなぎ資金あるいはその他の彌縫策ではやつて行けないのじやないかということを非常に憂えるものであります。
それでこの法案が衆議院の本会議を通りますと、各県はこれを見越しましてただちに漁信連等に府県の金を預託して罹災漁民を救済したということによつて、非常にすみやかに漁民の手に金が渡つた。そうしてあと融資によつて借りられたときこれを返済してもらつた。こういうことになりますので府県、市町村等においても非常に喜んで迅速にやることになります。
これを食糧政策上から、或いはそれによる金銭上の減収、こうしたことによつて罹災漁民の総数はどのようなことになつておるかというようなことを一つお調べ願つて回答を願いたいということが一点と、それから行政協定による接収農林地区の、先の国会で開きましてから以後においても殖えておると思うのですが、その接収農林地区の総坪数、それからこれらに対する日本とアメリカとの補償額というものはどんな進捗状態であつて、それは時価
又漁村にありましては、漁船、漁具の被害おびただしく、特に流失漁船の大半が無保險漁船であるため、かかる罹災漁民は完全に職場を失い、再起不能にあるのでありまして、罹災中小企業者の生業資金同樣、緊急融資の方途が講ぜられねばならない重要事項であります。